Q:10月から新築工事を着工です。「坪あたり幾ら。総額は「大体2500万円」」で契約してしまいました。
契約は8月末に済んでいますが、今日の段階でも見積書等はもらっていません。何度か請求しましたが「そのうち作っておきます」と言われたきりで、ヘンだなあ、と思いますが、今の段階で見積もりが出ないのは違法ではないのですか?
A: 契約は口頭でも成立しますので、違法ではありませんが、売買契約ならともかく、
請負契約は根本的に違い、未来を約束する契約です。
約束事を文書で交わすことは重要なことです。確認申請も必要ですし、図面等はあるはずです。
次のことが納得、解決できないまま工事が進められることは、お勧めできません。
至急業者さんと話し合い、契約書他の必要書面を入手され、契約内容を双方話し合いの場で確認してから着工に進んでください。
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契約書の確認 設計図書一式と見積書等が添付されるのが原則です。
- 着工は建築確認が下りてからです。建築確認申請するには設計図書が必須です。
確認申請のとき工事費の質問に答えられるよう、見積もりを算出しています。
- 建築士に工事監理を依頼されるのをお勧めします。
当NPOでは工事監理のサポートもいたしています。