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住まいに対する疑問解き明かし |
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住まいに対して情報が氾濫していますが疑問を感じるものも多くありませんかっ? |
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外壁断熱と内壁充填断熱はどちらがいいの・・・・・? |
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外壁断熱は本当に有効な断熱手段なの・・・・・? |
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木造軸組みに色々な種類があるけどどれが良いのかわからない・・・・・? |
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色々な断熱工法の種類があるけどどれが良いのかわからない・・・・・? |
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自然素材を使用するのに何故断熱・気密が必要なの・・・・・? |
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■ 外壁断熱と内壁充填断熱の論争はナンセンスです!! |
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■ 外壁断熱工法
外壁断熱は関西地区の亜熱帯に近い夏場の逆転結露に対して有効な手段の断熱工法であり、関西では土壁の真壁という納まりがあり内壁に十分な断熱ができません。又在来木造軸組工法には、斜めの構造材筋交いがあり、熱橋になってしまいます。気密、断熱の施工が完璧にできない為、外壁に断熱材を施す外断熱が有効とされています。
しかし長所ばかりでなく、短所も存在し、ペアガラスと気密サッシが柱・梁の構造体より飛び出してしまうという問題や、塗り壁構造には不向きであり施工費用が高くつくという問題もあります。
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■ 内壁充填断熱工法
内壁充填断熱は上記の外壁断熱で記載したように、夏場の逆転結露や施工性の問題がありますが、外断熱の構造的な問題や施工費用の問題は有利になります。双方短所、長所が存在します。
総評として双方の長所を融合する必要があり、材料メーカーが提唱する工法は販売する材料供給の有利を競うだけで、競合他社との材料融合を図ろうとはしていません。ここに内断熱、外断熱の論争が始まりました。しかし双方に長所・短所がありますが、良い住まいを提唱する場合、長所の融合は必要不可欠であり、本来の争点はこの部分になります。
この問題の解決には住宅性能表示等、環境工学の理論や構造力学など住まいに対するトータルバランスの考えが必要になります。
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■ 木造軸組工法も下記の種類があります |
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■ 在来木造軸組工法
大工職人が木材の特性や性質を見抜き、針葉樹の構造材を伝統手法で加工します。柱の上下や木裏、木表等の確認や、木の自然な乾燥に必要な時期を確認します。木材同士の軸組みになり相性もよく、日本の関西での高温多湿な四季の環境に適合しています。大工職人の技量により精度にばらつきがあり、施工の期間が長くなります。 |
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■ 木造軸組機械プレカット加工
伝統の職人加工を機械加工で行います。この場合は乾燥材や集成材の材種にしなければなりません。機械は木の癖や特性が見抜けません。又加工の仕口等種類が限られます。施工の精度は一定の基準がクリアでき、品質の一定水準は確保されます。 |
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■ 木造軸組金物工法
伝統の継手や仕口がなく図解の金物により支持されています。この場合は構造用集成材と金物の相性がベストと考えます。但し新しい工法であり、短所や欠点が解明されていません。金物は結露をおこす性格で、木材との相性が悪いのは懸念されます。又材料同士の熱伝導が大きく違う事も懸念されます。新しい工法は結果に時間が必要だと思います。 |
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ツーバィフォー(輸入住宅)木造壁工法
この工法は木造軸組みではなく壁量で構造を自立する壁工法になります。外部に面する壁構造が合板と釘による構造の自立は、日本の高温多湿な環境では合板や構造用木材は弱いのではないかと懸念されます。増改築はできません。しかし環境の視点から捉えた場合、熱損失等に非常に優れており、欧米の寒い寒冷地では主流の工法です。 |
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★ 自然素材を長く維持させる為には、快適な室内環境が必要です!! |
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木材等の自然素材は、自然の摂理に基づいて育まれています。四季のある日本では落葉する広葉樹、一年中常緑の針葉樹に分かれいて、四季に変化しない針葉樹の桧や杉等を構造材に使用してきました。四季の温度や湿度は大きく変化し、土や紙などの力を借りて温・湿度をコントロールしていたのですが、土や紙、藁等の使用頻度が減少し、室内環境をうまく維持管理できないのが現状です。自然素材は適切な温・湿度の中では長く維持する事が可能ですが、劣悪な環境では結露等により劣化がはやくなってしまいます。これを最低限防ぐには、室内の温・湿度を大きく変化させないことが重要になり、外部の温、湿度を内部に伝えない工夫が必要になります。
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